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東静高速鉄道N580形電車細評

▲BT11編成Tc581-1+M582-1+M583-1+T584-1+M585-1+M586-1+Tc587-1
N580系電車


N580形電車は、寝台列車計画に基づいて導入された寝台特急電車で、7両編成6本の42両が在籍している。

○寝台車
 昼間は座席車・夜間は寝台車として使用することを目的として国鉄が計画・製作した車両であった581・583系電車。臨時列車用としてJR西日本より購入した7両編成2本を用いて運転された臨時寝台特急列車での運転が好評であり、走行する機会は少ないながらも、数少ない国鉄車両の生き残りでもあるこの車両は人気を集めていました。
 しかし、製造から早30年以上が経過し、老朽化が進んでいるのは事実。いくら好評を博する車両であっても、元から車両数も少ないうえに、予備部品もない状態でこの車両を運行するのは、後々に問題となってくるのは明白でありました。そこで、この車両の設計図を基に『コピー』し、機器類は現在の車両に準じたものにして、計画されていた寝台列車に使用できるという算段を立てました。これで誕生したのがN580形電車です。
 編成は581・583系と同様の7両編成とし、4号車は座席車、1〜3号車及び4号車〜7号車は寝台車としているが、どちらとも座席に転換できるようになっており、機能面でも581・583系の装備をそのまま踏襲している。外観は基本的に583系そのままであるが、行き先表示器などはLEDになっているなど、現在の装備となっているなど、微妙な違いも存在する。先頭車の前面にあるシンボルマークと愛称『BlueExpress』は、この車両独自のもの。

○運用
 2016年7月2日より運転が開始される、京神品川と(愛姫シティーライン)高速大阪とを結ぶ夜行特急『つきかぜ』としてデビューする予定。また、これに関連して寝台をすべて座席に転換し、臨時快速列車及びホームトレインとしても運転される。この運転時は全車を座席車として運転。『つきかぜ』は、前3両及び後ろ3両で寝台を展開できるが、通常期は座席車主体として運行となり、リネンが取り付けられて正式に寝台として扱われるのは1・2号車だけであり、3号車はかけ毛布と枕のみの提供となっている。残る4号車は座席で固定している。以前は、両端3両ずつを寝台を展開し、1〜3号車がリネンを準備の上で通常のB寝台車、5〜7号車が座席指定で利用できる簡易寝台(かけ毛布と枕のみ提供)の営業形態で計画されていたが、堅実にそろばんをはじき、座席車主体の運行となったようである。
車両形式等
編成番号編成
BT11(平成27年落成)Tc581-1+M582-1+M583-1+T584-1+M585-1+M586-1+Tc587-1
BT12(平成27年落成)Tc581-2+M582-2+M583-2+T584-2+M585-2+M586-2+Tc587-2
BT13(平成27年落成)Tc581-3+M582-3+M583-3+T584-3+M585-3+M586-3+Tc587-3
BT14(平成28年落成)Tc581-4+M582-4+M583-4+T584-4+M585-4+M586-4+Tc587-4
BT15(平成28年落成)Tc581-5+M582-5+M583-5+T584-5+M585-5+M586-5+Tc587-5
BT16(平成28年落成)Tc581-6+M582-6+M583-6+T584-6+M585-6+M586-6+Tc587-6
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