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東静高速鉄道SDN25形電車紹介細評

▲BT22編成Tc251-2+M252-2+M253-2+T254-2+M255-2+M256-2+Tc257-2
SDN25形電車


SDN25形電車は、寝台列車計画に基づいて導入された寝台特急電車で、7両編成3本の21両が在籍している。

○寝台車
 臨時列車用としてJR西日本より購入した581・583系7両編成2本を用いて運転された臨時寝台特急列車の好評により、定期列車としての運転を計画。その際に製造されたN580形電車は、走行に関わる機器などはともかくも、基本的に車体及び車内設備は583系同様のものであった。それはよかったのだが、昼夜兼用の運用は基本的にせず、座席車としても寝台車としても中途半端だった。そのため、新たな寝台設備を設けた新型車両を開発することとなった。それがSDN25形電車です。
〇寝台列車試作車『StarNightExpressX40』の成果を生かして
 寝台列車計画は既に存在し、それを形にした初めての車両が『StarNightExpressX40』と呼ばれる試作車でした。しかし、寝台列車計画はお蔵入りし、開発チームも解散。後に残された試作車は座席車へ改造され、団体・臨時用車両『AT-0』へと改造された。その試作車で搭載されていたのが『のんびりシート』と言われる設備で、JR北海道で走っていた夜行急行『はまなす』に連結されていたのびのびカーペット車や、JR東海・JR西日本の寝台特急列車285系『サンライズエクスプレス』のノビノビ座席を参考にしていた。とはいっても、基本的な設備は変わらず、車内レイアウトを研究していたにすぎないのだが…。この構造を採用して寝台車両を試作し、試行錯誤が繰り返された。
 編成は581・583系と同様の7両編成とし、4号車は座席車、1〜3号車及び4号車〜7号車は寝台車としているが、581・583系及びN580形とは異なり、寝台車両の座席転換は出来ない。その代わりに2階式となった寝台全ては窓に面しており、夜の車窓を楽しむのも手だろう。ちなみにSDN25形の『SDN』とは、SleepingDreamNightの略となっている。

○運用
 2018年3月17日より運転が開始される。充当される列車は京神品川と(愛姫シティーライン)高速大阪とを結ぶ夜行特急『つきかぜ』であり、前任のN580形から引き継ぐ形での運転開始となる。『つきかぜ』は、前3両及び後ろ3両が寝台、通常期は座席車主体として運行となり、リネンが取り付けられて正式に寝台として扱われるのは1〜3号車だけであり、5〜7号車はかけ毛布と枕のみの提供となっている。残る4号車は座席で固定している。
車両形式等
編成番号編成
BT21(平成27年落成)Tc251-1+M252-1+M253-1+T254-1+M255-1+M256-1+Tc257-1
BT22(平成29年落成)Tc251-2+M252-2+M253-2+T254-2+M255-2+M256-2+Tc257-2
BT23(平成29年落成)Tc251-3+M252-3+M253-3+T254-3+M255-3+M256-3+Tc257-3
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