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東静高速鉄道11000形電車細評

▲SL001(11011+11021+11031+11041+11051+11061+11071+11001)
11000形電車について

□車両概要
11000形電車は、名古屋急行電鉄線との相互直通運転用として8連を準備する事となったため、京神急行電鉄8000系電車をベースに東静車輌工業で製造された車両。基本的な仕様は京神急行電鉄8000系電車に準拠したものだが、VVVFインバータ制御装置は東洋電機製IGBT素子に変更されており、運転機器についても一部に変更が見られる。

□運用面
基本的に静岡線以外で運用に就くことはなく、名古屋急行電鉄(以降、名急)への直通列車の運用に就く。快速(名急線内:急行・特快・快速)が主だが、回送も兼ねて各駅停車にも使用されることがある。基本的に同じ8両編成である2000形電車(但し2編成併結)と共通の運用が組まれている。

□備考
2008年11月の営業運転開始までに3編成が揃えられた同車だが、2009年9月には2編成が増備されて全5編成となり、当初の増備計画の数は出そろっていた。更に12月には1編成(SL006)が増備されている。これは東静車輌工業で発注漏れとなった中間電動車ユニット2組4両を活用するため、新たに制御車及び中間付随車を新製し、件の中間電動車ユニットと組んだもの。
最終増備から8年後、追加で2編成が追加製造された。これは老朽化の進む2000形8両編成及び2700形の置き換えに伴い増備されたもので、基本構造は既存6編成と同じだが、制御方式が従来のIGBT-VVVFから最新式のSiC素子VVVFインバータへと変更されるなど、細かな変更が多々見られる。

車両性能
種別直流通勤型電車車両
車体寸法(mm)20,000 ×2,950 ×3,980
最高速度120km(営業上は110kmが最高速度)
電気方式直流1500V
保安装置ATC(列車集中制御装置)
制御方式東洋電機製IGBT-VVVFインバータ
(SL007-SL008) SiC素子VVVFインバータ
ブレーキ方式回生ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキ
その他設備座席:セミクロスシート(一部ロングシート)、
行き先表示:デジタル表示
製造メーカー東静車輌工業
営業開始2008年11月15日
車両形式等
編成番号編成
SL00111011+11021+11031+11041+11051+11061+11071+11001
SL00211012+11022+11032+11042+11052+11062+11072+11002
SL00311013+11023+11033+11043+11053+11063+11073+11003
SL00411014+11024+11034+11044+11054+11064+11074+11004
SL00511015+11025+11035+11045+11055+11065+11075+11005
SL00611016+11026+11036+11046+11056+11066+11076+11006
SL00711017+11027+11037+11047+11057+11067+11077+11007
SL00811018+11028+11038+11048+11058+11068+11078+11008

関連項目:京神急行電鉄8000系電車

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