平成29年10月14日
東静高速鉄道株式会社

10月14日鉄道の日イベントの報告

本日も、東静高速鉄道をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
さて、当社でも鉄道の日を記念し、沼津総合車両基地一般公開イベントを開催いたしました。


▲イベント企画の1つ『直鉄ラッピング電車2号』初お披露目撮影会の記事

■直鉄ラッピング電車2号のお披露目について
 普段は中に入れない工場内の見学や部品展示などの企画の中で、特に注目を浴びていたのが、この日が初のお披露目となった直鉄ラッピング電車2号でした。

■選んだベース車両は2700形でした。
 車種選定にあたり、東静車輌工業沼津工場で完成し、北海道への甲種輸送を待っていた直鉄月寒通線用N200系を観察。実際に直鉄線へ乗った社員の1人が同社70系に着目した。
『これとよく似た車両にしよう』
 その後、企画会議で提案され、車種は2700形第3編成とする事が決まった。基本的な工程はラッピング電車1号である11000形11004編成と同様、車体上部のラインは撤去、下部のラインは元々のライン幅に合わせて発注。直鉄のロゴなどをあしらった現行カラーリングを再現。さらに『Naotetsu』の文字も貼り付けています。しかし、乗降ドアだけは直鉄電車と異なり、片方をオレンジ、もう片方を水色…直鉄のコーポレートカラーをあしらったものとなりました。直鉄車両は大半がドアをオレンジに塗っています。しかし、北海道管内の月寒通線だけは水色のドア。これは直鉄月寒通線が札幌市営地下鉄東豊線と一体化した路線であることから、路線カラーにまとめたというのがあります。他の線区と遠く離れ、しかもカラーリングが他の直鉄電車と違う点…PR目的の電車という点からも、水色ドアをPRしたかった狙いがあるようです。
■花を添えた面々
 この日は11000形11004編成を朝ラッシュ時のみ運用。終了後に洗車機にかけて綺麗にしたうえで、2700形2702編成の隣へと並びました。ラインの違いなどを見比べてもらうためのもので、外観の塗装は直鉄である11000形と比べたら、ドアの変更などがある分、似つかない外観なのが2700形でした。普通は全てのドアをまとめた色にするのが普通な感じですが、あえて斜め上…片方ずつ違うという形にしたのは、もはや企画者のアイデア以外にありません。

 その他にもEL6501号機を用いて行われた機関車の運転体験、2500形1編成を使用した電車の運転体験、そして普段は工場の奥深くに眠る静態保存車両を引き出しての展示など、様々な企画を開催。多くの方々にお越しいただきまして、有難うございました。 

以 上

*このページに記載してあることは、全て架空です*
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