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EL1100形電気機関車細評

▲EL1100形電気機関車1101号機(元画像:南武線103様提供)
EL1100形電気機関車

平成21年6月に登場した直流用電気機関車です。

■概説
元来、東静高速鉄道などで使用されている電気機関車はJR東日本やJR貨物で廃車されたEF65形やEF64形を譲り受けて使用してきました。しかしながら、今後は貨物列車なども運転されることなどから伴う車両不足を補填・出力アップを目的とした新型電気機関車の導入の検討が始まった。当初はJR貨物からEF66形を購入する計画もあったが、老朽化の問題もあったために新たに開発する事となった。そこで開発されたのがEL1100形機関車である。現在までに試作車要素の高い1101号機のみが東静車輌工業にて平成21年に製造された。その後、4年間は1101号機のみであったが、平成25年10月に、1101号機での試験結果を踏まえて改良を加えられた、EL1102号機、EL1103号機が東静車輌工業にて製造され、東静高速鉄道沼津総合車両基地に配備された。

■仕様
JR貨物の新世代機関車であるEF210形をベースとしたためにVVVFインバータ制御とし、整流素子についてはIGBTとした。出力は3500kwであるが、ほとんどEL6500形などの従来型の車両と共通運用のために出力を抑えている。現在はまだ試作機の要素が強いため、長らく1両(1101号機)のみが在籍していた。EL1101号機に関しては、ライト類などは廃車となった試験車両のものなどを再利用したため、後に製造されたEL1102号機及びEL1103号機とは外観が若干異なる。

EL1101号機登場当初は、東静車輌工業での入換作業や車両救援の任のほかには車庫で眠っていることが多く、列車の運行に支障が無い深夜帯を主に試運転を行っていた。3両配備になってからは、日中でも多くみられるようになった。

■現在
現在は、EL6500形・EL6400形両形式の電気機関車に運用を合わせるため、性能を抑えて運用。東静車輌工業にて製造、改造及び修繕などで入出場する車両の東静高速鉄道線内の甲種輸送及び入換作業を担当する。運転技術の問題により、京神線及び東海電気鉄道線、愛佳交通線への入線はできない(京神急行電鉄・愛佳交通線・東海電気鉄道線向け甲種輸送は、全てEL6500形が担当)。

配置先
東静高速鉄道沼津総合車両基地:EL1101,EL1102,EL1103

車両形式等
車両番号車両データ
EL1101導入:平成21年 配置:沼津総合車両基地(東静高速鉄道)
EL1102導入:平成25年 配置:沼津総合車両基地(東静高速鉄道)
EL1103導入:平成25年 配置:沼津総合車両基地(東静高速鉄道)
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